「SNSもやっているし、LINEもある。なのに予約が増えない」
こう感じたことはありませんか？
この原因の多くは、「導線＝お客様の動線」が整っていないことにあります。つまり、ホームページやSNS、LINEなどがバラバラに存在しているだけで、お客様が「どう動けば予約できるのか」が明確になっていない状態です。
導線が整っていないと、どうなる？
たとえば、SNSやGoogleマップを見てあなたのお店に興味を持った人が月に100人いたとしても…
- ホームページが見にくい
- 予約ボタンが見つからない
- LINEの使い方がわからない
こうした小さな「わかりづらさ」が積み重なると、そのまま何もせず離脱してしまう人が大半になります。
これはいわば、見込みのお客様が“静かに失われている”状態です。
実際の数字で見る「取りこぼしの損失」
では、月に100人がホームページやSNSを見ていた場合、
予約につながる割合（CVR：予約率）によって、どれくらいの差が出るのか？
単価7,000円で試算してみると…
| 状態 | CVR（予約率） | 月間売上 | 年間売上 |
|---|---|---|---|
| 導線が整っていない | 0.5%（1人） | ¥3,500 | ¥42,000 |
| 導線を整えた状態（例1） | 2%（2人） | ¥14,000 | ¥168,000 |
| 導線を整えた状態（例2） | 3%（3人） | ¥21,000 | ¥252,000 |
▶ 年間での売上差
- 0.5% → 2%：＋126,000円／年
- 0.5% → 3%：＋210,000円／年
たった1〜2人／月の予約の差でも、これほどの収益差になります。
上記は「見ている人が100人」のときなので、実際には「毎月見た人が200人」になると倍の年40万円、3倍になれば損失も3倍になります。
つまり「SNSやGoogleマップ、ホットペッパーで集客すればするほど、損失が大きくなる」ということです。
なぜ小規模サロンほど導線設計が重要なのか？
- SNS更新や接客など、日々の業務に追われて“つくり込む時間がない”
- 広告に大きく投資できない
- 人を雇えず、集客と施術をすべて自分で回している
こういった状況で重要なのは、「頑張らなくても自然と予約につながる流れ」を作ることです。
つまり、“疲れずに続けられる導線”が、最大の武器になるということです。
導線が整うことで得られる3つの効果
- 取りこぼしていたお客様を自然に予約につなげられる
- SNSやLINE、ホームページの役割がはっきりするので、発信がラクになる
- 最初だけ整えれば、あとは自分で少しずつ育てていける
導線を整える＝売上の土台を整えること
「ホームページをきれいにする」「LINEを使う」だけでは、集客は安定しません。
本当に必要なのは、お客様の行動に合わせた導線の設計です。
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